栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

Dトレ(ポリファーマシー連載2月号):吐き気を止めたいだけなのに・・・

連載第20回目です。制吐剤関連で書かせて頂きました。だいぶ息切れしつつようやく絞り出した感じ。2年の連載でだいぶカラカラになりました笑 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい 薬局の特集は漢方薬…

症例:67歳女性 目が見えません

case report。こんなの見たことは無いですが、リスクはよくある状態なので、病棟で呼ばれたときには要注意でしょうか。 症例:67歳女性 眼が見えません BMJ 2018;360:j5927 doi: 10.1136/bmj.j5927 (Published 18 January 2018) 67歳女性が、転倒後に頭部外…

論文:RCT 入院中に薬剤師が行う多面的介入の再入院リスクへの効果

入院中に薬剤師が行う多面的介入の再入院リスクへの効果Effect of an In-Hospital Multifaceted Clinical Pharmacist Intervention on the Risk of Readmission JAMA Intern Med. doi:10.1001/jamainternmed.2017.8274 Published online January 29, 2018. …

MINERVA:おもしろ論文紹介コーナー 持続的な血圧測定 他

久々のミネルバです。テレビのCPRの話は確かになあと。興味深いのは最初に突っ込みが入ったのは蘇生率の高さ(笑)そこか!みたいな。

地域医療ジャーナル 2月号:手をさしのべる

2月号発行です。今月のテーマは「手をさしのべる」です。なんだか冬にぴったりですねえ。これ、どうやってタイトル考えてるんだろう・・・?編集のbycometさん本当にいつもありがとうございます。 cmj.publishers.fm 以下、Editorialから。 助けたい気持ち。…

Clinical Guideline Synopsis 睡眠時無呼吸の診断検査

この辺りは新知識という感じでは無かったですね。質問指標は感度高いので除外に使えるかもしれませんね。合併症あるなら最初から病院紹介、入院ポリソムノグラフィへ。

ACPJC:治療 新しい糖尿病治療薬はスルホニルウレア剤と比較して費用対効果はよくない

ACPJC紹介です。やはりSGLT-2とかGLP-1とか最近positiveなデータが出ている研究薬剤の評価が高まりますねえ。とはいえ、SU... CADTH Therapeutic Reviews. New drugs for type 2 diabetes: second-line therapy–science report. Ottawa, ON: Canadian Agency…

勉強会:出血性ショック

宜しければお読み下さい。メッセージ・シェア大歓迎!

症例:BMJ 56歳女性 脂質異常症

case report。問題になるから考えるけど、実際にはスルーしそうな・・・?忘れないようにしよう 症例:56歳女性 脂質異常症 BMJ 2018;360:j5884 doi: 10.1136/bmj.j5884 (Published 1 February 2018) 56歳女性が安定型狭心症として胸痛クリニックに紹介とな…

論文:RetroCohort 失神患者における肺塞栓症の頻度

失神患者における肺塞栓症の頻度Prevalence of Pulmonary Embolism in Patients With Syncope JAMA Internal Medicine Published online January 29, 2018 【背景】 失神患者における肺塞栓症の頻度については、まだ十分なデータがなく相反する研究結果が混…

LESS IS MORE:好中球減少性発熱の管理 A teachable moment

抗菌薬使用についてのフィードバックは嫌がられますけどね。特に内科医ほど大変です、はい。でも、言うことは言わないと独りよがりになりますから・・・

勉強会:健康格差社会について

Cです。久しぶりの投稿です。総説ではないのですが健康格差の社会決定要因に関する資料をまとめてみました。元がPPT形式の資料なので一部分かりにくい所もあるかもしれませんが宜しければご覧下さい。ご意見等戴ければ幸いです。

Clinical Problem Solving:Shocking diagnosis

毎週火曜日に1時間かけて症例検討をしているのですが、実症例に加えてClinical Problem Solving(CPS)形式の症例検討もやっていこうと思っています。症例概要以外の解説はスライドの原稿部分にいれてみたいな流れですね。うまく定着していくと良いのですが…

ACPJC:治療 原因不明の脳梗塞患者において、抗血小板薬治療にPFO閉鎖を追加すると脳梗塞再発が減る

ACPJC紹介。さてPFOについては右に左に振れておりますが、さてどうなることやら。 Acute kidney injury after computed tomography: a meta-analysis. Aycock RD, Westafer LM, Boxen JL, et al. Ann Emerg Med. 2017 Aug 12. [Epub ahead of print]. 臨床疑…

Clinical Guideline Synopsis 爪真菌症に対する経口真菌薬

様々なガイドラインやそのデータをご紹介するコーナー。今回は爪白癬の内服治療についてですね。Take Home Messageとしては①爪白癬の治療の第一選択はテルビナフィン(ラミシールⓇ)②第二選択はアゾール系(イトラコナゾールⓇ)③治療効果は31-57%程度

症例:JAMA 59歳女性 指の潰瘍を伴う結節

case report。いやあ、怖いですね。見た目と違う病変・・・ 症例:59歳女性 指の潰瘍を伴う結節 JAMA January 2, 2018 Volume 319, Number 1 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病既往がある59歳の黒人女性が、右手第5指(小指)の手背側に2か月で急速に拡大する結…

論文:Prospective cohort 2型糖尿病患者におけるピオグリタゾンと疾患特異的死亡原因:ヨーロッパのマルチデータベース観察研究

2型糖尿病患者におけるピオグリタゾンと疾患特異的死亡原因:ヨーロッパのマルチデータベース観察研究Pioglitazone and cause-specific risk of mortality in patients with type 2 diabetes: extended analysis from a European multidatabase cohort study…

メモ:SDM 患者の好みを診断することの重要性

Shared Decision Makingについてのまとめです。流れとしては患者意思決定支援ツールから派生した様子もありますね。以下に分かりやすく説明するか?という部分もこの領域の重要な点ではありますね。

読んだ本:Gノート 2月号 「薬を飲めない、飲まない」問題〜処方して終わり、じゃありません!〜

今回、Gノートのゲストエディターをさせて頂きました。テーマは、”「薬を飲めない、飲まない」問題”です。 いわゆる服薬アドヒアランスですが、もう少し分かりやすい言葉で語りたかったので、敢えてこの文言にさせて頂きました。蛇足ですが、この表紙の絵っ…

ACPJC:Etiology 成人では造影CTは非造影CTと比較して急性腎障害や死亡と関連しない

ACPJC紹介。これほどデータは揃っているのに実際の施設レベルのプラクティスが変えにくいトピックはないですね。個人的にはさほど気にしないようにしているけれど・・・ Acute kidney injury after computed tomography: a meta-analysis. Aycock RD, Westaf…

症例:80歳女性 掻痒を伴う両手と頭皮の皮疹

case report。この手で思いつくかなあ?忘れないようにしよう 症例:80歳女性 BMJ 2018;360:k68 doi: 10.1136/bmj.k68 (Published 1 February 2018) 80歳のインド人女性が、5か月前からの掻痒感を伴う皮疹が両手と頭皮にあるとのことで外来を受診された。対…

論文:RetroCohort 日本の単一施設において急性虚血性脳卒中で入院した患者の経時的な神経所見記載の変化

日本の単一施設において急性虚血性脳卒中で入院した患者の経時的な神経所見記載の変化 Research Temporal changes in the documentation of neurological findings among patients with acute ischaemic stroke in a single centre in Japan: a retrospectiv…

Clinical Guideline Synopsis 大腸癌術後の大腸内視鏡サーベイランス

さて、こちらも少しずつ紹介していきます。診療ガイドラインのご紹介。必要最小限を抑えることは重要です。

症例:BMJ 69歳女性 皮膚色素沈着

case report。鉄を侮るなかれですな。言ってみればTatooみたいなことなのでしょう・・・ 症例:69歳女性 色素沈着 BMJ 2018;360:k69 doi: 10.1136/bmj.k69 (Published 25 January 2018) 69歳女性鉄ポリマルトース製剤の点滴静注で治療を受けていた。中身は生…

論文:Cross-Sectional 2つの病態への検査オーダーの比較 教育病院 vs 非教育病院

2つの病態への検査オーダーの比較 教育病院 vs 非教育病院A Comparison of Laboratory Testing in Teaching vs Nonteaching Hospitals for 2 Common Medical Conditions JAMA Intern Med. 2018;178(1):39-47. doi:10.1001/jamainternmed.2017.6032 Publishe…

LESS IS MORE: 多血症の評価 A teachable moment

これは勉強になりました。多血症外来では結構いますよね。何気に途中途中出てくる稀な病態が興味深いです。

ACPJC:治療 HFpEF患者に対するβ遮断薬は死亡率を減らす

ACPJC紹介。このテーマはまだまだ色々出そうですね。 Drug treatment effects on outcomes in heart failure with preserved ejection fraction: a systematic review and meta-analysis. Zheng SL, Chan FT, Nabeebaccus AA, et al. Heart. 2017. [Epub ahe…

地域医療ジャーナル 1月号:転がるように

1月号発行です。今月のテーマは「転がるように」です。なんだかアジカンを思い出しますが・・・ cmj.publishers.fm 以下、Editorialから。 新年あけましておめでとうございます。 地域医療ジャーナルは4年目に突入しました。 これもひとえに、支えていただ…

症例:46歳女性 顔貌変化 ライオン様顔貌

case reportこれは分からなかったなあ。実際にこんな主訴でいらっしゃったらどう考えるか?勉強になります。 症例:46歳女性 顔貌変化 ライオン様顔貌 BMJ 2018;360:j5605 doi: 10.1136/bmj.j5605 (Published 11 January 2018) 46歳の女性が血算異常で紹介と…

論文:SR 肥満患者に対する体重減少介入の効果:死亡率・心血管イベント・悪性腫瘍

肥満患者に対する体重減少介入の効果:死亡率・心血管イベント・悪性腫瘍Effects of weight loss interventions for adults who are obese on mortality, cardiovascular disease, and cancer: systematic review and meta-analysis BMJ 2017;359:j4849 【目…