栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

ポリファーマシー

論文:Cross sectional 入院中の薬剤調整介入を拒否するポリファーマシー高齢患者の特徴

当院のポリファーマシー外来のデータをK先生が様々な側面から切り取って下さっており、感謝感謝です。これは以前から興味があった介入を拒否する患者の特徴というところです。この辺りは本当は質的研究が重要かなとも思うのですが、まずは量的データの解析か…

論文:RetroCohort 日本の単一医療機関の高齢外来患者における医療費免除とPIMsへの影響

日本の単一医療機関の高齢救急患者における医療費免除とPIMsへの影響Effect of total exemption from medical service co-payments on potentially inappropriate medication use among elderly ambulatory patients in a single center in Japan: a retrosp…

Dトレ(ポリファーマシー連載3月号):素晴らしきこの世界 〜処方整理のその先へ〜

連載第21回目にして最終回です!いやあ長いこと頑張ったなあ、という実感。連載ってホントに大変ですね。最終回のタイトルは 「素晴らしきこの世界 〜処方整理のその先へ〜」 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお…

Dトレ(ポリファーマシー連載2月号):吐き気を止めたいだけなのに・・・

連載第20回目です。制吐剤関連で書かせて頂きました。だいぶ息切れしつつようやく絞り出した感じ。2年の連載でだいぶカラカラになりました笑 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい 薬局の特集は漢方薬…

論文:RCT 入院中に薬剤師が行う多面的介入の再入院リスクへの効果

入院中に薬剤師が行う多面的介入の再入院リスクへの効果Effect of an In-Hospital Multifaceted Clinical Pharmacist Intervention on the Risk of Readmission JAMA Intern Med. doi:10.1001/jamainternmed.2017.8274 Published online January 29, 2018. …

読んだ本:Gノート 2月号 「薬を飲めない、飲まない」問題〜処方して終わり、じゃありません!〜

今回、Gノートのゲストエディターをさせて頂きました。テーマは、”「薬を飲めない、飲まない」問題”です。 いわゆる服薬アドヒアランスですが、もう少し分かりやすい言葉で語りたかったので、敢えてこの文言にさせて頂きました。蛇足ですが、この表紙の絵っ…

論文:高齢股関節骨折患者のポリファーマシーの適正化介入:観察研究

高齢股関節骨折患者のポリファーマシーに対する処方適正化介入:観察研究Intervention to improve the appropriate use of polypharmacy for older patients with hip fractures: an observational study BMC Geriatrics (2017) 17:288 【背景】 股関節骨折…

読んだ本:Hospitalist(ホスピタリスト)特集:老年科

さて、執筆させて頂いた雑誌紹介ばかりで恐縮ですが。Hospitalist(ホスピタリスト)という雑誌は毎回、もの凄く分厚くて情報満載で勉強になる雑誌ですが、まさか自分が執筆させて頂く事になるとは思ってもみませんでした。なかなかヘビーな原稿依頼だったこ…

Dトレ(ポリファーマシー連載11月号):おしっこ問題の表と裏

連載第19回目です。浮腫と利尿薬関連で書かせて頂きました。利尿薬が関係するおしっこトラブルは泌尿器科薬とまさに表裏一体。かたや尿を出しかたや尿を止める。マッチポンプとも言えるこの関係性に何とか歯止めをかけたいところですね。 ご興味ある方は「治…

論文:RCT 介護施設での不適切処方の中止介入

介護施設での不適切処方の中止介入Discontinuing Inappropriate Medication Use in Nursing Home Residents Ann Intern Med. doi:10.7326/M16-2729 【背景】 介護施設における不適切処方は臨床的な問題を引き起こすことはよく知られているが、介護施設におい…

Dトレ(ポリファーマシー連載7月号):それは原因?それとも結果?

連載第16回目です。さあ、タイトル遊びだしてますが笑ここも一度ちゃんと整理しておきたかったので良いまとめになりました。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい 薬局 2017年 07 月号 特集 がん患者の…

Dトレ(ポリファーマシー連載6月号):おまえはなぜ使われているのだ・・・??

連載第15回目です。さあ、今月は結構怒りを持ってこのタイトル。本当にやつは良くないです。どうにかしないと・・・ ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい。 薬局 2017年 06 月号 [雑誌] 出版社/メーカ…

Dトレ(ポリファーマシー連載5月号):一生モノのお薬ですか?

連載第14回目です。今回からタイトルを遊んでみたのですが、誰からも突っ込まれません涙これは、このままで良いのか、エライ寒い人になっているのか・・・教えて、エライ人!状態です。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是…

LESS IS MORE: 減薬の機会を逸して・・・ A teachable moment

さて、いつも通り。これ、この間知ったんですが、レジデントの方々が書いている事が多いみたいですね。若手奨励らしいっす。では行ってみましょう。 LESS

論文:Retrocohort 外来高齢患者の引き継ぎにおいて、不要な薬剤が申し送られている頻度

外来高齢患者の引き継ぎにおいて、不要な薬剤の申し送られている頻度Prevalence of inadequately justified medications transferred during outpatient handoffs of elderly patients Geriatr Gerontol Int. 2017 Feb;17(2):355-357. doi: 10.1111/ggi.1287…

LESS IS MORE: 高齢者のポリファーマシー 〜良かれと思ったのに〜 A teachable moment

さてLESS IS MORE。ポリファーマシー登場です。でもまあ、普通のことでした。これが普通と思えるようなことをやっているのが大事な気もします。復習がてらご一読下さい。どちらかといえば病院目線の投稿です。

Dトレ(ポリファーマシー連載4月号):β遮断薬を考える!

連載第13回目です。2年目に突入して息切れ著しいですね笑。今回はβ遮断薬を取り上げてみました。結構大御所系がまだまだ残っているのでやりがいはありますね。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい 薬…

読んだ本:患者さん中心でいこう、ポリファーマシー対策 -意志決定の共有と価値観に基づく医療の実践-

今回も書籍紹介です。巷のポリファーマシー本がポリの状態の中、大変恐縮ですが、もう一冊ポリファーマシー本を出させて頂きます。以下宮田先生の序文から抜粋です。まさに我が意を得たりです。 ポリファーマシー対策の必要性はすでに多く説かれています。薬…

Dトレ(ポリファーマシー連載3月号):スタチンを始めるか否か!?

連載第12回目です。さて、ようやく丸一年。ようやくです。薬局は痤瘡がメインテーマ。渋いですねえ。ポリファーマシーはついにスタチンが登場。その分厚いエビデンスにいどみます。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本…

Dトレ(ポリファーマシー連載2月号):血圧が高いのは心配です!

連載第11回目です。連載って本当に大変なんだなということを身に染みて感じています。というか最初に設定したフレームワークにやや無理がありました笑今月は生活習慣病に切り込んでいて、冬→高血圧→降圧薬!という感じです。高齢者の高血圧について整理して…

Dトレ(ポリファーマシー連載12月号):Lower is better!?

連載第9回目です。今月も生みの苦しみでした。ひとまず年内最後の原稿もなんとか出させて頂きました。今回は経口血糖降下薬がテーマです。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい。 薬局では、地震の総…

読んだ本:薬剤師が解決するポリファーマシー

献本感謝です。なんだかCOI的な匂いがプンプンする”読んだ本”コーナー。でも、せっかくなのでご紹介させて頂きます。ポリファーマシー業界?笑では、大御所の神戸大学 平井みどり先生の編集で出版されています。一つ一つの項目が薬剤師目線で書かれていて、…

読んだ本:ポリファーマシー解決!虎の巻

献本感謝でございます!いつもいつも大変お世話になっているsyuichiaoこと青島先生の渾身の一冊です。ちまたでは”青虎”と呼ばれているらしく、確かにこの表紙の虎は何者なんだろう・・・?と今度お会いした時に聞いてみたくなる面持ちをしております。 内容…

Dトレ(ポリファーマシー連載10月号):血液サラサラって何かいいよね?

連載第7回目です。 だいぶ息切れしてきました(笑)生みの苦しみ&連載って大変だなあと改めて感じている昨今でございます。さあ、もうひとがんばり。ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい。 今回の薬…

読んだ本:解消!ポリファーマシー 上手なくすりの減らし方

最近注目されているポリファーマシーについて、薬剤師さんと一緒に執筆させて頂きました。編集された今井先生からある日連絡を頂いたのが昨年末でしたが、その強力なリーダーシップであっと言う間に完成したなという印象です。この本の最大の特徴はなんとい…

Dトレ(ポリファーマシー連載8月号):そもそも薬で解決する問題なのか?

連載第5回目です。今回は大上段で認知症周辺症状に対する投薬に切り込んでいます。限界やリスクを知った上でどう行動するかが求められていますよね。ご興味ありましたら「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので本文をお読み下さい。 それにして…

Review:BMJ 高齢者の転倒予防

Cです。今回は高齢者の転倒予防についてです。 こういったレビューっていいですね。CGAという概念がありますが正直自分は実臨床に応用出来ていません。でも高齢者を見るという事は特殊な知識と能力が必要なんですよね。他職種と連携するノウハウとコミュニケ…

Dトレ(ポリファーマシー連載7月号):便が出ないと調子が出ない

連載第4回目です。このタイトルもまた毎回微妙なのですが(笑)。ちょっとうまいことかからないかなあとか考えてたりします。今回は便秘症例です。Rome基準も改訂されましたし是非一読を〜。今月も許可を得て冒頭の症例をご紹介させていただきます。ご興味…

Dトレ(ポリファーマシー連載6月号):痛いものは痛いんです!

新連載第3回目です。もうそろそろ新連載とは言ってもらえないかもしれませんが(笑)。ご興味ありましたら「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので本文をお読み下さいませ。※あ、ちなみに症例はフィクションですよ。 薬局 2016年 06 月号 [雑誌]…

読んだ本:総合診療6月号 ”賢い処方”と”ナゾ処方”

今回は執筆というよりは座談会。しばらくアウトプットラッシュが続きます・・・ポリファーマシー関連(笑)でお世話になっている北先生からお誘い頂き医学書院に行ってきました。北先生、吉田先生、そしてDr.Xと私の4人で処方について熱く語って参りました。…