栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

ポリファーマシー

論文:RCT 介護施設での不適切処方の中止介入

介護施設での不適切処方の中止介入Discontinuing Inappropriate Medication Use in Nursing Home Residents Ann Intern Med. doi:10.7326/M16-2729 【背景】 介護施設における不適切処方は臨床的な問題を引き起こすことはよく知られているが、介護施設におい…

Dトレ(ポリファーマシー連載7月号):それは原因?それとも結果?

連載第16回目です。さあ、タイトル遊びだしてますが笑ここも一度ちゃんと整理しておきたかったので良いまとめになりました。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい 薬局 2017年 07 月号 特集 がん患者の…

Dトレ(ポリファーマシー連載6月号):おまえはなぜ使われているのだ・・・??

連載第15回目です。さあ、今月は結構怒りを持ってこのタイトル。本当にやつは良くないです。どうにかしないと・・・ ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい。 薬局 2017年 06 月号 [雑誌] 出版社/メーカ…

Dトレ(ポリファーマシー連載5月号):一生モノのお薬ですか?

連載第14回目です。今回からタイトルを遊んでみたのですが、誰からも突っ込まれません涙これは、このままで良いのか、エライ寒い人になっているのか・・・教えて、エライ人!状態です。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是…

LESS IS MORE: 減薬の機会を逸して・・・ A teachable moment

さて、いつも通り。これ、この間知ったんですが、レジデントの方々が書いている事が多いみたいですね。若手奨励らしいっす。では行ってみましょう。 LESS

論文:Retrocohort 外来高齢患者の引き継ぎにおいて、不要な薬剤が申し送られている頻度

外来高齢患者の引き継ぎにおいて、不要な薬剤の申し送られている頻度Prevalence of inadequately justified medications transferred during outpatient handoffs of elderly patients Geriatr Gerontol Int. 2017 Feb;17(2):355-357. doi: 10.1111/ggi.1287…

LESS IS MORE: 高齢者のポリファーマシー 〜良かれと思ったのに〜 A teachable moment

さてLESS IS MORE。ポリファーマシー登場です。でもまあ、普通のことでした。これが普通と思えるようなことをやっているのが大事な気もします。復習がてらご一読下さい。どちらかといえば病院目線の投稿です。

Dトレ(ポリファーマシー連載4月号):β遮断薬を考える!

連載第13回目です。2年目に突入して息切れ著しいですね笑。今回はβ遮断薬を取り上げてみました。結構大御所系がまだまだ残っているのでやりがいはありますね。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい 薬…

読んだ本:患者さん中心でいこう、ポリファーマシー対策 -意志決定の共有と価値観に基づく医療の実践-

今回も書籍紹介です。巷のポリファーマシー本がポリの状態の中、大変恐縮ですが、もう一冊ポリファーマシー本を出させて頂きます。以下宮田先生の序文から抜粋です。まさに我が意を得たりです。 ポリファーマシー対策の必要性はすでに多く説かれています。薬…

Dトレ(ポリファーマシー連載3月号):スタチンを始めるか否か!?

連載第12回目です。さて、ようやく丸一年。ようやくです。薬局は痤瘡がメインテーマ。渋いですねえ。ポリファーマシーはついにスタチンが登場。その分厚いエビデンスにいどみます。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本…

Dトレ(ポリファーマシー連載2月号):血圧が高いのは心配です!

連載第11回目です。連載って本当に大変なんだなということを身に染みて感じています。というか最初に設定したフレームワークにやや無理がありました笑今月は生活習慣病に切り込んでいて、冬→高血圧→降圧薬!という感じです。高齢者の高血圧について整理して…

Dトレ(ポリファーマシー連載12月号):Lower is better!?

連載第9回目です。今月も生みの苦しみでした。ひとまず年内最後の原稿もなんとか出させて頂きました。今回は経口血糖降下薬がテーマです。 ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい。 薬局では、地震の総…

読んだ本:薬剤師が解決するポリファーマシー

献本感謝です。なんだかCOI的な匂いがプンプンする”読んだ本”コーナー。でも、せっかくなのでご紹介させて頂きます。ポリファーマシー業界?笑では、大御所の神戸大学 平井みどり先生の編集で出版されています。一つ一つの項目が薬剤師目線で書かれていて、…

読んだ本:ポリファーマシー解決!虎の巻

献本感謝でございます!いつもいつも大変お世話になっているsyuichiaoこと青島先生の渾身の一冊です。ちまたでは”青虎”と呼ばれているらしく、確かにこの表紙の虎は何者なんだろう・・・?と今度お会いした時に聞いてみたくなる面持ちをしております。 内容…

Dトレ(ポリファーマシー連載10月号):血液サラサラって何かいいよね?

連載第7回目です。 だいぶ息切れしてきました(笑)生みの苦しみ&連載って大変だなあと改めて感じている昨今でございます。さあ、もうひとがんばり。ご興味ある方は「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので是非本文をお読み下さい。 今回の薬…

読んだ本:解消!ポリファーマシー 上手なくすりの減らし方

最近注目されているポリファーマシーについて、薬剤師さんと一緒に執筆させて頂きました。編集された今井先生からある日連絡を頂いたのが昨年末でしたが、その強力なリーダーシップであっと言う間に完成したなという印象です。この本の最大の特徴はなんとい…

Dトレ(ポリファーマシー連載8月号):そもそも薬で解決する問題なのか?

連載第5回目です。今回は大上段で認知症周辺症状に対する投薬に切り込んでいます。限界やリスクを知った上でどう行動するかが求められていますよね。ご興味ありましたら「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので本文をお読み下さい。 それにして…

Review:BMJ 高齢者の転倒予防

Cです。今回は高齢者の転倒予防についてです。 こういったレビューっていいですね。CGAという概念がありますが正直自分は実臨床に応用出来ていません。でも高齢者を見るという事は特殊な知識と能力が必要なんですよね。他職種と連携するノウハウとコミュニケ…

Dトレ(ポリファーマシー連載7月号):便が出ないと調子が出ない

連載第4回目です。このタイトルもまた毎回微妙なのですが(笑)。ちょっとうまいことかからないかなあとか考えてたりします。今回は便秘症例です。Rome基準も改訂されましたし是非一読を〜。今月も許可を得て冒頭の症例をご紹介させていただきます。ご興味…

Dトレ(ポリファーマシー連載6月号):痛いものは痛いんです!

新連載第3回目です。もうそろそろ新連載とは言ってもらえないかもしれませんが(笑)。ご興味ありましたら「治療」か「薬局」どちらかに掲載されておりますので本文をお読み下さいませ。※あ、ちなみに症例はフィクションですよ。 薬局 2016年 06 月号 [雑誌]…

読んだ本:総合診療6月号 ”賢い処方”と”ナゾ処方”

今回は執筆というよりは座談会。しばらくアウトプットラッシュが続きます・・・ポリファーマシー関連(笑)でお世話になっている北先生からお誘い頂き医学書院に行ってきました。北先生、吉田先生、そしてDr.Xと私の4人で処方について熱く語って参りました。…

メモ:2015 AGS Beers criteria

翻訳シリーズ!STOPP/START criteriaを翻訳しておきましたが、もう一つ。あまりどこにも掲載されていない2015のAGS Beers criteriaを訳しておきました。米国ではこちらが良く使用されています。 文字データでなくて恐縮ですが、皆様の参考になれば幸いです。…

Dトレ(ポリファーマシー連載5月号):これがないと眠れないんです・・・

新連載第2回目です。なんとか頑張って書いていこうと思います。ご興味ありましたら是非。「治療」か「薬局」どちらかに掲載されております。 1)症例 88歳男性 88歳男性。1ヵ月前に尻餅をついて腰椎圧迫骨折の診断で入院となった。入院後、鎮痛薬投与とコル…

メモ:START criteria ver.2 2015改訂

こちらも載せておきます。個人的には提示されている薬剤の中でもSTARTしたくないやつもたくさんありますね。この辺りは今後更なる検討が必要とは思います。ひとまずサラッと目を通してみてください! Screening Tool to Alert to Right Treatment (START), v…

メモ:STOPP criteria ver.2 2015年改訂

STOPP/START criteria2015年に改訂されてたんですね。すっかり失念しておりました。ご興味のある方は、翻訳しましたのでどうぞ〜。後ほどSTART criteriaも出しますね。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25324330 STOPP criteria 2015Screening Tool of O…

Dトレ(ポリファーマシー連載4月号):その胃薬って必要ですか?

新規連載が始まりました。ステマ的に多少内容を紹介していきたいと思います.全文を読みたい方は是非「治療」もしくは「薬局」をご購入ください.なお、症例は架空の症例です。 1)症例 82歳女性 2週間前に転倒して当院へ救急搬送された。精査の結果、右大…

新年度 ポリファーマシー新連載開始予定!

みなさまお元気でしょうか?4月から連載を持つことになりました!南山堂さんの「薬局」「治療」の合同連載です!題して 「ポリファーマシー”処方整理力”を鍛える!」 という題名です。 サブタイトルには「Deprescribing training:Dトレ」という素敵なネーミ…

論文:Procohort 多くの潜在的な薬剤関連有害事象はSTOPP/STARTと関連しない

多くの潜在的な薬剤関連有害事象はSTOPP/STARTと関連しないMajority of drug-related problems identified during medication review are not associated with STOPP/START criteria*1 Eur J Clin Pharmacol (2015) 71:1255–1262 【目的】 STOPPとSTARTのク…

読んだ本: ポリファーマシー その症状は薬のせい! ?

ついに発売されます。「ポリファーマシー特集@レジデントノート」題して、 ポリファーマシー その症状は薬のせい! ?〜転倒、頻尿、認知機能低下などの本当の原因は...?多剤服用のリスクを知って、適切な処方を考えよう!〜 レジデントノート 2016年2月号 Vol…