栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

メモ:重症喘息の特徴

Cardinal features of severe asthma and/or impending respiratory failure include

  • hypoxia,
  • severe agitation,
  • limited air movement on auscultation with absence of wheezing,
  • nasal flaring,
  • severe accessory muscle use with signs of exhaustion,
  • hypercapnia (PaCO2 of > 42 mm Hg),
  • cyanosis,
  • upright sitting position,
  • altered mental status.

Ebmedicine.net, June 2013 Volume 15, Number 6

 

 注目したいのは、

重度の気管支狭窄があるとwheezeが聴こえない

■高炭酸ガス血症はPaCO2 > 42mmHg

というところでしょうか。

高齢者の場合、実臨床では喘息なのかCOPDなのかしばしば迷うことがありますが、COPDと考えればCO2 45mmHgくらい普通ですけど、喘息と考えると超重症ということになります。逆にこれを鑑別の根拠にすることもありますね。

”nasal flaring”は鼻翼呼吸。

youtubeの動画が分かりやすいです。

Nasal Flaring - YouTube