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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

メモ:Charlson Comorbidity indexについて

論文を読んでいたら出会いました。

”Charlson comorbidity index”
例えば、COPDのADO indexとか肺炎のPSIとか疾患単独の予後予測式ってたくさん出ていますよね。実臨床でもよく使う式です。

ただ、高齢者は併存疾患が多いので、疾患単独の予測式ではなく、複数の併存疾患がある場合の総合した予後予測式が必要だよね?ということから出来たindexです。

緩和領域では、Karnofsky indexとかありますけど、これは良性疾患にもvalidationできるのかな?

※一部内容を追加・変更します。(2014.9.4)
以前載せていた表は若干間違えていたため修正します。
申し訳ありません。
ひとまず興味のある人は原著にあたってみて下さい。

f:id:tyabu7973:20140904221636j:plain

(原著より引用)
もともとのスコアはこれです。6点まで含まれています。
で、そのスコア毎の10年生存率を検証したのがこちら。

f:id:tyabu7973:20140904221728j:plain

5点以上になると10年生存率20%程度となります。
この手のprediction ruleで10年生存率って微妙で、85歳の男性の10年生存率が20%って言われてもまあそんなもんかなって気もします。
もう少し短期予測はできないか?と様々な検証がされていて、年齢やAlb値を追加したり、対象患者を透析患者や心筋梗塞後患者でvalidationしたりと様々な試みがされています。透析患者対象のものは、1年・2年生存率を出しているのでつかえそうな感じです。

というわけで間違えてしまってすいません(汗)。
iPhoneアプリでも計算できるアプリがありますね。
これも、年齢追加のAge adjusted ver.です。