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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

読んだ本:「診断戦略:診断力向上のためのアートとサイエンス」と「The 臨床推論 研修医よ、診断のプロをめざそう!」

読んだ本 診断 研修医教育

 最近臨床診断についてお話しさせて頂いたことがあったので、その時に読んだ本をご紹介。どちらもなかなか良い本です。
 一冊目は最近本で影響を受けている志水太郎先生の診断戦略です。一般的なSystem1とSystem2の解説に留まらず、それぞれのメリット・デメリットを検証しながら、組み合わせたり、新しい考え方を提唱したり、mnemonicも多数紹介されています。臨床診断に関する新しい考え方や枠組みを知りたい方は是非。診断へのこだわりと愛を感じますね。この本をヒントに”working diagnosis”や"key findings for diagnosis"などの概念を臨床に取り入れようと思っています。

診断戦略: 診断力向上のためのアートとサイエンス

診断戦略: 診断力向上のためのアートとサイエンス

 

 もう一冊は、東京大学の大西先生の臨床推論の本です。これは単著ではなく、共著なので多くの先生方が執筆されています。研修医よ!と対象を研修医にしている本ですが、指導医が読んでも学ぶべき所はたくさんあります。臨床推論に関する基本から、各専門分野での臨床推論、教育など多方面から臨床推論を学ぶのに適しています。
 基本から応用まで幅広く概論を知りたい方は是非。

The 臨床推論 研修医よ,診断のプロをめざそう!

The 臨床推論 研修医よ,診断のプロをめざそう!