栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

読んだ本:ねころんで読める抗菌薬:やさしい抗菌薬入門書

抗菌薬関連の本は本当にたくさん出てますね。
自分が研修医になったときには青木先生の本くらいしかなかったんですがね〜。

矢野先生の「ねころんで〜」シリーズは漫画も含めて非常に読みやすいので初心者にはお勧めです。
昨日電車の中でさらっと読んだのですが、一般常識を格言に如何に今の抗菌薬使用が間違っているかを解説しています。

ちょっと一部抜粋してみます。
”「塩」と「砂糖」を区別せずに料理しない”
 同じ肺炎だから・・・という理由で市中肺炎(塩)と院内肺炎(砂糖)を区別せずに治療(料理)すると間違えますよ〜。

  

”少人数のツアーに大型バスをチャーターするのは無駄である”
 これは、広域抗菌薬(大型バス)で、少人数のツアー(判明した原因菌)を治療せず、人数に合わせた治療(de-escalation)しましょう。

 

走り高跳び三段跳び
 抗菌薬は走り高跳び型(濃度依存性)と三段跳び(時間依存性)の薬剤があるので、競技を間違えると効果が出ませんよ〜。

 

うん、お勧め。

ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書

ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書