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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

読んだ本:極論で語る神経内科

読んだ本 神経

極論で語るシリーズです。

香坂先生の本家はもちろん良かったのですが、こちらも負けず劣らず非常に良かったです。筆者の熱い想いがヒシヒシと伝わってきます。なんというか目頭が熱くなります。

それぞれのChapter毎に簡潔にまとまっていますが、Evidenceというよりも神経内科医のEssenceが詰まっています。検査オーダーのコツ、患者説明内容、疾患を前にした心構えなどが具体的に解説されています。そしてまさかの柴田トヨさんまで登場するとは思いませんでした。

印象に残ったフレーズ(極論)を列挙しておきます。いやあ、めっちゃ格好いいな。
神経内科疾患を診療する可能性のある医者は必読です!

”救急外来や入院中に認知症の診断をつけるな!”
”病歴聴取で見当がつかないときには診断にはたどりつかない!”
”seizureとepilepsyを区別する”
MRIより自分を信じられるか”
”「難病=できることがない」ということは絶対にない”
”事実を告げることは希望を奪うことではない”
”全ての薬剤がMGを増悪させる可能性がある”
”不眠の治療=睡眠薬ではない”
”撮影部位でよい格好をしない”
”身体表現性障害の正しい対処を知らずに、一人前などとは片腹痛い”

極論で語る神経内科 (極論で語る・シリーズ)

極論で語る神経内科 (極論で語る・シリーズ)