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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

Dトレ(ポリファーマシー連載4月号):その胃薬って必要ですか?

新規連載が始まりました。
ステマ的に多少内容を紹介していきたいと思います.
全文を読みたい方は是非「治療」もしくは「薬局」をご購入ください.
なお、症例は架空の症例です。

1)症例  82歳女性

 2週間前に転倒して当院へ救急搬送された。精査の結果、右大腿骨頚部骨折と診断され整形外科に入院となった。人工骨頭置換術を行い、術後リハビリを行っており、徐々に歩行可能となっている。内服薬が多いということで、ご家族が整理を希望されてポリファーマシー外来に依頼があった。
 既往歴として、10年前から脂質異常症・高血圧・脂肪肝逆流性食道炎を指摘されている。また、最近骨粗鬆症を指摘されていた。以前から軟便・下痢症状がある。脳梗塞心筋梗塞などの既往なし。アレルギーなし。喫煙歴なし、アルコールも節酒しない。
 内服薬は、1年以上前から変更なく以下の通り。
・ウルソⓇ100mg 3錠/分3毎食後
マグラックスⓇ 250mg 3錠/分3毎食後 16.8円
タケプロンODⓇ 15mg 1錠/分1朝食後 89.3円
・ディオバンⓇ 40mg 1錠/分1朝食後   58.5円
・ノルバスクⓇ 5mg 1錠/分1朝食後  54.5円
・リピトールⓇ 10mg 1錠/分1朝食後  107.9円
・ユベラⓇ 50mg 3錠/分3毎食後 16.8円
・バイアスピリンⓇ 100mg 1錠/分1朝食後  5.6円
エディロールⓇ 0.75μg 1C/分1朝食後  100.5円  合計 449.9円/日

 

質問)本症例について正しい記載は以下のどれでしょう?2つ選びなさい

A.バイアスピリンⓇを内服しているので、潰瘍予防にプロトンポンプ阻害薬(以下PPI)を内服すべきである
B.大腿骨頚部骨折とPPI使用は関連する
C.逆流性食道炎があるので、PPI長期投与は必須である
D.本患者でPPIを中止する場合には必ず漸減が必要である
E.下痢症状はPPIの副作用の可能性がある

 

Key Learning Points!)

PPIを長期服用している患者では内服理由を明らかにしよう
PPI主要な副作用について整理しておこう
・長期PPI内服患者では、リバウンド症状が出ることがあり漸減法が推奨される


興味のある方は続きを雑誌をご確認ください! 

薬局 2016年 04 月号 [雑誌]

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治療 2016年 04 月号 [雑誌]

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