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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

読んだ本:解消!ポリファーマシー 上手なくすりの減らし方

最近注目されているポリファーマシーについて、薬剤師さんと一緒に執筆させて頂きました。
編集された今井先生からある日連絡を頂いたのが昨年末でしたが、その強力なリーダーシップであっと言う間に完成したなという印象です。

この本の最大の特徴はなんといっても、薬剤師と医師が症例を通してコラボして1症例を2人で担当したケースファイルでしょうか。
曰く、薬剤師のためのポリファーマシー対策テキストです。
病院薬剤師・保険調剤の薬剤師と開業医・病院勤務医のコラボはなかなか読み応えがあると思います。

また、冒頭の今井先生の巻頭言
「本書をMark Howard Beers氏に捧ぐ」
は、直接ご指導を受けた今井先生だからこその文章だなと思いました。

解消! ポリファーマシー 上手なくすりの減らし方

解消! ポリファーマシー 上手なくすりの減らし方

 

 実践的な症例ベースのテキストや薬剤への対処法などはまだまだ少ない現状です。まとめにもありましたが、正解があるものではないのですが、でも一つの方向は出さなくてはいけない中で、一つの参考意見になるのではないかと思っています。

 個人的には梶先生のOsler先生語録から始まるコラムが好きです。興味のある方は是非本書を手に取ってください。薬剤師のみならず医師にもお勧めです。