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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

地域医療ジャーナル 11月号:開かれた医療とその敵

地域医療ジャーナル

11月号発行されました。
今回のテーマは「開かれた医療とその敵」です。

 

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相変わらずsyuichiao先生のネーミングは格好いいですね。

開かれた医療とは何か。それは端的に言えば”多元主義的”な医療と言えるかもしれない。「開かれた医療」にとって、何が正しい医療で、何が誤っている医療なのか、そういった明確な医療なるものが「敵」と言える。明確性は多元性、つまり選択肢を奪う。曖昧だからこそ多種多様な価値観を受け入れる余地があるのだ。
              〜中略〜                

 開かれた医療は、客観的知識に常に反証し続ける。そうした批判的な態度が、医療の常識という懐疑不可能な信念を揺るがし、明確な医療という概念をむしろネガティブなものに陥れるであろうと考えている。

 『人々を幸福にしようとする理想は、おそらく、最も危険な思想である(カール・R・ポパー 開かれた社会とその敵)』

 人々を幸福にしようとする理想高き医療は、最も危険な医療かもしれない。本連載が暴こうとしているのはそうした事実である。

 これは時折カンファレンスとかでも触れていることです。マニュアル化していく医療が施行を奪い、思考停止の末に様々な問題が起きてくることを感じています。

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私はそんな熱さとは無縁なところの記事を書きましたが笑。
まあ、でもタバコ絶対ダメ!もある意味「開かれた医療の敵」か??

それではまた来月もお楽しみに。