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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

NEJM Knowledge+:48歳女性 輸血後呼吸困難

NEJMのKnowledge+です。
風邪ひいたのが治らないなあ・・・

症例:48歳女性 輸血後呼吸困難

 48歳女性が肝生検を予定されている。彼女には慢性C型肝炎による進行期肝硬変と血小板減少症がある。血小板値は25,000/mm3。生検前に血小板アフェレーシス投与がオーダーされた。輸血開始2分後に、患者は重度の息切れ、低酸素血症、低血圧を来したが発熱は認めなかった。

質問. この患者で最も考えられる輸血後反応はどれか

  1.   輸血関連急性肺障害
  2.   輸血関連循環過剰
  3.   細菌汚染
  4.   クエン酸毒性
  5.   アナフィラキシー反応

 

Key Learning Point

After initiation of a continuous intravenous insulin infusion in a patient who is in a hyperosmolar hyperglycemic state, the serum sodium level is expected to increase. - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1232/answer/E/?source=qowemail&inf_contact_key=17b5698a6684a395d9fc82ffb22e1fa91de10b4fde895a56d5112390edd38a2a#sthash.U24I63Zx.dpuf
高 血糖高浸透圧状態にある患者において持続静脈内インスリン注入の開始後、血清ナトリウムレベルが増加すると予想される。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1232/answer/E/?source=qowemail&inf_contact_key=17b5698a6684a395d9fc82ffb22e1fa91de10b4fde895a56d5112390edd38a2a#sthash.U24I63Zx.dpuf
患 者に害を引き起こす医原医療ミスを伝えるための適切な方法は、エラーのオープンで正直なアカウントを提供し、患者に正式に謝罪することです。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1015/answer/B/#sthash.vBmBG3vd.dpuf
慢 性閉塞性肺疾患の増悪と高炭酸ガス呼吸不全や肺炎の証拠で入院した患者は、気管支拡張薬治療、全身グルココルチコイド、およびフルオロキノロンまたはマク ロライド系抗生物質で治療すべきである。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/235/answer/A/?source=qowemail&inf_contact_key=5867c46d2a7fbaecc6edeccb8b5f2d7372c2badebfd1c8e5638e924cb4d6a052#sthash.X4dusLJi.dpuf
The gradual development of arm weakness and Horner’s syndrome in an older former smoker is most indicative of a diagnosis of an apical bronchogenic cancer known as a Pancoast’s tumor. - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/932/answer/A/?source=qowemail&inf_contact_key=8b697793f3c2f6a9d68dcdc1826ffea87b269461ef7de16dbcbb80275770fc7a#sthash.YmYXCOj2.dpuf

 輸血後すぐに息切れ、低酸素血症、低血圧を来す場合に最も考えるべきは、アナフィラキシー反応である

回答 5. アナフィラキシー反応

解説:

 輸血に対するアレルギー反応は一般的で、輸血100回にあたり1-3回程度の発生率が推定される。しかし、アナフィラキシー反応はそれほど多くなく、10万の赤血球・血漿輸血あたり1.7-4.3、10万血小板輸血あたり62.6と言われている。アナフィラキシーは低血圧、低酸素血症と関連し、アレルゲン曝露後速やかに出現している。

 クエン酸毒性は、一般的にはアフェレーシスドナーで起こりレシピエントでは稀である。これらは嘔気・嘔吐を来す。
 
 輸血関連肺障害は、低酸素と低血圧を合併するが、発症は輸血後2-6時間と発症がより遅い。輸血関連循環負荷は、液体バランスと高血圧が認められる。細菌汚染は、通常の体温より2度高い体温が少なくとも必要で、この患者の状況にあわない。

Citations

  • Sandler SG and Vassallo RR. Anaphylactic transfusion reactions. Transfusion 2011 Oct 26; 51:2265. 

 輸血後の急変は確かに時々経験しますよね〜

血液製剤の考え方,使い方

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