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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

症例:BMJ タトゥーが盛り上がってきた

case reportBMJです。
一発診断・・・ですかね
これは以前も何かで診たことがありますね。

症例:40歳男性 タトゥーが盛り上がってきた
BMJ 2017;356:i6324

 40歳男性、多臓器のサルコイドーシスの既往のある男性。救急外来に、触知良好で疼痛のない丘疹がタトゥーの上に出てきたとのことで受診された。

f:id:tyabu7973:20170115155939j:plain

(本文より引用)

 丘疹はPSL投与量を7mg/日から6mg/日まで減量した後から出現してきた。また、血清ACE値が上昇している。

質問. 診断は

 

回答:サルコイドーシス性肉芽腫 Sarcoid granulomas

解説:

 美容的タトゥーや瘢痕にサルコイド肉芽腫が浸潤することはよく知られている現象だが、病態生理的な機序は明らかではない。皮膚浸潤は全体の1/3程度に起こると言われている。現在は、サルコイドーシスの患者には美容的タトゥーは推奨されていない。
 PSL用量を7mg/日に戻したところ、3か月以内に皮膚病変はほぼ改善した。
 

 可逆的なんだなあ。勉強になります!そしてPSL 1mgの効果ってやはりあるもんだろうか・・・