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栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

NEJM Knowledge+:20歳男性 左精巣腫脹

Knowledge+ NEJM 泌尿器

NEJMのKnowledge+です。
最近まあ忙しいこと。
イベント目白押し!準備不足しまくり。
そして、やりたいこと、足りないことだらけ。
まあ、ゆっくりやりますかね。

症例:20歳男性 左精巣腫脹

 20歳若年男性が、左精巣腫脹のフォローアップで1週間後に受診した。診察では、左精巣に円形で下腿腫瘤を触知し、大きさは2cm × 1.5cmで、リンパ節腫脹は認めなかった。
 検査結果では、AFP・βhCG・LDHは正常範囲内だった。超音波所見では、石灰化を伴う不均一な低吸収腫瘤を認めた。胸部X線は正常だった。

質問. 本患者の最も適切なマネージメントどれか

  1.   罹患精巣への外照射
  2.   根治的経陰嚢精巣切除術
  3.   術前補助化学療法
  4.   根治的高位精巣切除術
  5.   精巣温存術+腫瘍摘出術

 

Key Learning Point

After initiation of a continuous intravenous insulin infusion in a patient who is in a hyperosmolar hyperglycemic state, the serum sodium level is expected to increase. - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1232/answer/E/?source=qowemail&inf_contact_key=17b5698a6684a395d9fc82ffb22e1fa91de10b4fde895a56d5112390edd38a2a#sthash.U24I63Zx.dpuf
高 血糖高浸透圧状態にある患者において持続静脈内インスリン注入の開始後、血清ナトリウムレベルが増加すると予想される。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1232/answer/E/?source=qowemail&inf_contact_key=17b5698a6684a395d9fc82ffb22e1fa91de10b4fde895a56d5112390edd38a2a#sthash.U24I63Zx.dpuf
患 者に害を引き起こす医原医療ミスを伝えるための適切な方法は、エラーのオープンで正直なアカウントを提供し、患者に正式に謝罪することです。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1015/answer/B/#sthash.vBmBG3vd.dpuf
慢 性閉塞性肺疾患の増悪と高炭酸ガス呼吸不全や肺炎の証拠で入院した患者は、気管支拡張薬治療、全身グルココルチコイド、およびフルオロキノロンまたはマク ロライド系抗生物質で治療すべきである。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/235/answer/A/?source=qowemail&inf_contact_key=5867c46d2a7fbaecc6edeccb8b5f2d7372c2badebfd1c8e5638e924cb4d6a052#sthash.X4dusLJi.dpuf
The gradual development of arm weakness and Horner’s syndrome in an older former smoker is most indicative of a diagnosis of an apical bronchogenic cancer known as a Pancoast’s tumor. - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/932/answer/A/?source=qowemail&inf_contact_key=8b697793f3c2f6a9d68dcdc1826ffea87b269461ef7de16dbcbb80275770fc7a#sthash.YmYXCOj2.dpuf

 超音波で不均一な低吸収な精巣腫瘤を持つ若年男性で最も適切な管理は、根治的高位精巣切除術である。

回答 4. 根治的高位精巣切除術

解説:

 精巣腫瘍は、15-35歳男性において最もコモンな悪性腫瘍である。高齢者および成人で触知可能な精巣腫瘍は悪性腫瘍である。

 精巣腫瘤を有する若年男性における最も重要な初期診断検査は超音波である。血清腫瘍マーカーが上昇していなくても、超音波で硬い腫瘤疑いは、精巣切除術を必要とする。これは、診断確定と早期ステージの段階での確定的治療の為である。

 経陰嚢精巣切除術は、陰嚢に癌細胞の播種を引き起こす可能性があり避けるべきである。
 化学療法は、無症候性の現局性精巣悪性腫瘍の術前には使用されない。
 外照射術は、手術前に行われることがあるが、腫瘍疑いの場合の治療の第一選択にはならない。
 現在の技術では、罹患した抗がんを温存したまま、精巣腫瘍を確実に切除できない。

Citations

  • Hanna NH and Einhorn LH. Testicular cancer--discoveries and updates. N Engl J Med 2014 Nov 20; 371:2005. 

 さてさて、最近精巣診察してないなあ・・・

精巣腫瘍診療ガイドライン 2015年版

精巣腫瘍診療ガイドライン 2015年版