栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

NEJM Knowledge+:66歳男性 左眼痛

NEJMのKnowledge+です。 
今週は原稿の影響を受けブログ停滞。
さて、ブログラッシュ行きます笑

症例:66歳男性 左眼痛

 66歳男性、特記すべき既往歴のない患者が映画を見ている時に突然発症した左眼痛、視力低下を主訴に救急外来を受診された。2回嘔吐あり。
 彼の視力は右眼 20/40、左眼 20/400だった。身体診察では左眼瞳孔の対光反射低下、結膜充血を認めた。

質問. 最も考えられる診断は?

  1.   角膜潰瘍
  2.   ぶどう膜炎
  3.   急性閉塞隅角緑内障
  4.   角膜擦過傷
  5.   巨細胞性血管炎

 

Key Learning Point

After initiation of a continuous intravenous insulin infusion in a patient who is in a hyperosmolar hyperglycemic state, the serum sodium level is expected to increase. - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1232/answer/E/?source=qowemail&inf_contact_key=17b5698a6684a395d9fc82ffb22e1fa91de10b4fde895a56d5112390edd38a2a#sthash.U24I63Zx.dpuf
高 血糖高浸透圧状態にある患者において持続静脈内インスリン注入の開始後、血清ナトリウムレベルが増加すると予想される。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1232/answer/E/?source=qowemail&inf_contact_key=17b5698a6684a395d9fc82ffb22e1fa91de10b4fde895a56d5112390edd38a2a#sthash.U24I63Zx.dpuf
患 者に害を引き起こす医原医療ミスを伝えるための適切な方法は、エラーのオープンで正直なアカウントを提供し、患者に正式に謝罪することです。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/1015/answer/B/#sthash.vBmBG3vd.dpuf
慢 性閉塞性肺疾患の増悪と高炭酸ガス呼吸不全や肺炎の証拠で入院した患者は、気管支拡張薬治療、全身グルココルチコイド、およびフルオロキノロンまたはマク ロライド系抗生物質で治療すべきである。 - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/235/answer/A/?source=qowemail&inf_contact_key=5867c46d2a7fbaecc6edeccb8b5f2d7372c2badebfd1c8e5638e924cb4d6a052#sthash.X4dusLJi.dpuf
The gradual development of arm weakness and Horner’s syndrome in an older former smoker is most indicative of a diagnosis of an apical bronchogenic cancer known as a Pancoast’s tumor. - See more at: http://knowledgeplus.nejm.org/question-of-week/932/answer/A/?source=qowemail&inf_contact_key=8b697793f3c2f6a9d68dcdc1826ffea87b269461ef7de16dbcbb80275770fc7a#sthash.YmYXCOj2.dpuf

 軽度瞳孔拡大と視力低下、突然の重症眼痛、嘔吐を来す患者は急性閉塞隅角緑内障である

回答 3. 急性閉塞隅角緑内障

解説:

 急性閉塞隅角緑内障は、重度の眼痛、頭痛、赤眼、視力低下、嘔気・嘔吐、軽度の瞳孔散大・対光反射低下を特徴とした眼科救急疾患である。素因のある患者では、虹彩が水晶体に接触することで眼房水の流れが妨げられ、眼圧が急速に上昇し、正常な眼房水流出路が閉塞する。この圧力の上昇によって、永久的な視力喪失に繋がる可能性がある。急性閉塞隅角緑内障の治療は、降圧点眼薬、経口または静脈内アセタゾラミドまたは静脈内マンニトール、眼科コンサルトである。

 ぶどう膜炎は、痛みを伴う赤眼に関連するが、閉塞隅角緑内障よりも症状は軽く、羞明を伴う。角膜擦過傷は、痛みを伴う赤眼、異物感、透明な角膜が特徴である。コバルトブルー下でフルオレセイン染色で擦過傷を見ることができる。

 
角膜潰瘍は、目の痛み、異物感感、発赤、角膜の不透明度が特徴である。巨細胞性血管炎(GCA)は、部分的または完全な視力喪失で現れる可能性がある。この視力低下は、しばしば頭痛、頭皮の圧痛、顎跛行に関連するが、眼痛とは関連しない。GCAの視力喪失は、痛みを引き起こさない網膜虚血が特徴である。

Citations

  • Shingleton BJ and O'Donoghue MW. Blurred vision. N Engl J Med 2000 Aug 24; 343:556. 

  • Leibowitz HM. The red eye. N Engl J Med 2000 Aug 3; 343:345. 

眼科検査Note

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