栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

読んだ本:いのちの終わりにどうかかわるか

さて、書籍紹介。
最近色々お世話になっている先生方とご一緒させて頂きました。
これ、改めて目を通してみましたが、非常に実践的かつ意欲的な内容です。

序文で木澤先生が書かれていた、本書の唯一無二の部分として
1)どのように緩和ケア、エンドオブライフ・ケアの対象者を見つけ
2)どのように評価し、
3)どのような方法で余命を推定した上で、
4)治療とケアの目標を話し合ったら良いのか
5)死の1週間前
6)死亡直前
7)臨終の時にどのようなケアを行ったらよいか
8)喪失と悲嘆にどう対処するか
という辺りが症例をベースに詳しく書かれています。

個人的には、この手の内容は日本独自の死生観や医療環境があるので、日本から発信していくことは重要だと感じているので、とても意欲的な内容だと感じています。
特に、 家族評価とライフレビューやLast 48 hours、そして喪失と悲嘆部分は特に興味深く読ませて頂きました。ご興味のある方はぜひ!

いのちの終わりにどうかかわるか (ジェネラリストBOOKS)

いのちの終わりにどうかかわるか (ジェネラリストBOOKS)