栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

症例:BMJ 52歳男性 手が硬い

case reportです。
これは時折経験しますね。

症例:52歳男性 手が硬い

BMJ 2017;359:j4878

 52歳男性。2型糖尿病に罹患しており15年前から手のこわばり、両手の関節の動きの制限が見られる様になった。糖尿病性網膜症あり。HbA1c 10.6%。診察では両手の手指関節の中でPIPやMP関節の屈曲・伸展が制限されていた。Dupytran拘縮を疑う所見なし。皮膚はテカテカしていて、関節上はやや硬かった。

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(本文より引用)

質問. 診断は

 

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診断:糖尿病性手関節症(Prayer sign)

経過:
 糖尿病性手関節症と一発診断された。頻度は比較的多く糖尿病患者の30%程度とも言われている。微小血管合併症と関連し、血糖コントロール改善とストレッチが重要である。