栃木県の総合内科医のブログ

栃木県内の総合病院内科の日々のカンファレンス内容や論文抄読会の内容をお届けします。内容については、できる限り吟味しますが、間違いなどありましたら是非ご指摘ください。また、内容の二次利用については自己責任でお願いします。

読んだ本:総合診療1月号 シン・フィジカル改革宣言!

さて、執筆させて頂いた雑誌紹介です。

フィジカルクラブ部長平島修先生の渾身の1本です。
フィジカルのサイエンスとアートの融合を目指したとのことです。

以下平島先生のFBから、コメント紹介したいと思います。

私が感動した各先生方の情熱(アート)を一部紹介します。
須藤博先生:"守備範囲”を広げる努力をするのが、「医師」という職業だ
平島修:身体診察は「セレンディピティ」の連続である
喜舎場朝雄先生:手掌の真ん中で軽く触れるのがコツである
仲田和正先生:まず手を当てて温度の"左右差”を確認しましょう
能勢裕久先生:短い打鍵器は、手首を柔らかくスナップを効かせる
鈴木富雄先生:乳頭の「静脈拍動」を確認できたら脳圧は亢進していない
鈴木隆弘先生・水野篤先生:Ⅱ音亢進”三位一体”
山岸文範先生:腹部視診・触診と症状の特徴を確認すれば「どこの腸閉塞か」の見当がつきます
熊木天児先生:腹痛を伴わない急性膵炎患者がいることを忘れてはならない
北和也先生:"痛み"という主観に触れ、感じながら、それを言葉に表現して患者さんと共有する
矢吹拓先生:毎日とにかく"ハンター"のように探しにいくことが最も重要です。
石岡みさき先生:「ブラックライト」を使うと、蛍光を発色したものが観察しやすくなる。
そして、ウィリアム・オスラー先生:心の侵蝕作用を食い止めるためには、高い理想を持ち続けることが必要である。

 個人的には病歴・身体診察では病歴により多くの重きを置く人間です。でも身体診察を更に極めていこう!という平島先生の姿勢には共感できますし、そのような高みに到達した時の身体診察は、一般的に言われている感度・特異度よりもより威力を発揮することはあるのだと思っています。

 私自身はまだまだ修行不足ですが、少しでも高みに近づけるよう日々精進し続けたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。